没後30年記念 笠松紫浪―最後の新版画

笠松紫浪/日野原健司 編集・解説

2,420円(税込)


4色刷

25.6 x 18.8 x 1.2 cm

146頁

日本

ISBN:9784753803163

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本書は太田記念美術館で開催された「笠松紫浪―最後の新版画」展の公式図録兼用書籍です。笠松紫浪が残した作品の中から選りすぐりの130点を掲載します。貴重な肉筆原画も一部収録! 原画と木版画を比べてみると、構図や色合いなど細部の異同は分かりやすくなり、伝統木版画の良さを実感できます!1ページにつき版画1点を大きく配置し、作品として隅々までご覧いただけるようなデザインにしました。また、木版画の風合いや繊細な色彩を損なわないよう、印刷にも力を入れております。最後の新版画家・笠松紫浪の真髄をお楽しみいただける1冊となっています。

笠松紫浪(1898~1991)、大正から昭和にかけて活躍した絵師。鏑木清方に入門して日本画を学び、大正8年(1919)、版元の渡邊庄三郎から新版画を刊行した。昭和7~16年(1932~41)には、モダンな東京の街並みや温泉地の風情を淡い色彩で表現した新版画を数多く制作。戦後は渡邊庄三郎から離れ、昭和27~34(1952~59)、芸艸堂から版画作品を多数刊行。新版画の初期から関わり、戦後になっても精力的に版画を制作し続けたという意味での「最後の新版画家」。

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